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■オルゴールの由来
- 2015/07/23
●オルゴールと言う名は、オランダ語のオルゲルから転化したもので、日本独自の呼び名です。 ●欧米ではミュージカル・ボックスなどと呼んでいます。いわば、機械的に曲を鳴らす 装置なのですが、自動演奏装置の一種と考えれば、その歴史は数千年の昔、BC2200年頃の 「カリヨン」と言う宗教的儀式に用いられた装置にさかのぼる事が出来ます。 15世紀にイギリスで作られた寺院のチャイムもその前進は、「カリヨン」です。 ●現在の形のオルゴールは、1770年代後半、スイス・ジュネーブの時計職人により、時計の 付属品として作られました。 その音色が喜ばれ、独立した商品として量産がされたのは1815年、バッハ・モーツアルト・ ベートーベンなどの名曲をを再現するため、装置は大型化し、太鼓・ベル・カスタネット などを加えたオーケストラ風オルゴールも出現するなど、ヨーロッパの上流社会に珍重 された高級品の全盛時代となりました。